ひきこもりふぉ~らむ

 12月14日午後、長岡市立中央図書館講堂で約100人の方々から参加いただき『ひきこもりふぉ~らむ』を開催しました。

 冒頭、長岡市の福祉課から「ひきこもり支援推進事業」について紹介いただき、第2部は事例紹介と題して、UNEの取り組み、そしてUNEで活動するひきこもり当事者、当事者の家族、支援してくれている地元の高齢者、一緒の活動している同僚、そして支援団体の方々から、それぞれ生の声で現状と成果を発表いただき、最後にUNEとして新たな「ひきこもり事業」の提案をさせていただきました。

 現在、ひきこもりの相談窓口は色々ありますが、ひきこもりが部屋・家から出て社会と接する場が少なく、なかなかひきこもりの解消には至っていません。

 昨年の内閣府の推定では145万人にひきこもり(15歳以上の年齢層)、そして先月の文科省の発表では34万人もの不登校の児童生徒(15歳未満)が居るとのこと、新潟県の人口約200万人に匹敵する方々が、社会や学校と隔絶状態にあります。

 ひきこもり、不登校は先ずは本人の問題でありますが、家族にとっても大問題となっています。

 そして働き手が不足している労働社会にとっては大きな損失です。

 ひきこもりの解消の為、政治も行政も、もっと本気になって取り組んで貰いたいと宣言してふぉ~らむを閉じました。