セイタカアワダチソウ

 セイタカアワダチソウはキク科の植物で、北アメリカ原産の多年草、長い地下茎を持ち茎は1~2.5m,花部以外は一般に枝を出さない.多くは紫黒色,短毛を密生してざらつく.葉は密接してつき,鋸歯は低くてしばしば不明瞭.葉質は厚くて短毛がありざらつき,両へりが下に曲がる傾向.花序は円錐形,高さ10~50cm,花枝は広く開き,しばしば弓なりに反りかえり,主に上側に多数の黄色い頭花をつける.総苞は高さ3.5~4.5mm,舌状花は雌性,花柱の先は2裂して裂片は糸状,筒状花は両性,花柱の裂片は長楕円形で扁平.果実(痩果)は長さ1mm,細毛があり,冠毛は汚白色.染色体数2n=54 と 国立環境研究所のHPで紹介されています。

 昨年はこのセイタカアワダチソウが信濃川河川敷のヨモギ畑を征服し、2か所のほ場はほぼ全滅状態、ヨモギの収穫が皆無でした。そんな訳で今年は小さい内に根こそぎ取ることにしましたが、写真の通り大根の様な根が張り、なかなか「根こそぎ」と云う訳には行きません。いずれにしてもヨモギより大きいものは早めに除去しよう計画しています。