「かんじき」ご存じですか?雪の多い一之貝での冬の必需品、物を結ぶことに慣れない世代にとっては「かんじき」は苦手な履物でみな履きたがりません。そして上手く結べないので途中で外れてしまい「結局は面倒くさい」となり、「かんじき」が「スノーシュー」に代わるのもそう遠くはないかと思います。
UNEのあるかんじき9台、プラスチックの簡易かんじき10台、そしてスノーシュー4台を全て持ち出しそれらの整備点検をし「かんじき」の履き方講習をしました。
初めて履く人が殆どで、結び方について聞いて来ましたが、まずは、かんじきの構造を説明、その後「結び方には原則はない!」どうすれば足:長靴が固定され脱げなくなるか?を自分で考えて結ぶよう指導しました。
結び終わった後、それぞれ雪上を歩いてみて不都合を探しながら自分のベストな結び方を習得したようです。
今は様々な道具がありますので、かんじきの縄を「結束バンド」などで一寸固定するだけでも随分履き易くなり、そして脱げない様になります。
一寸した工夫が「かんじき」の素晴らしさを更に引き立たせます。