一之貝区の総会

 毎年恒例、年1回の一之貝区の年次総会が開催されました。コロナ禍の影響で出席者は例年になく少なかったですが、総世帯数の半数を超える多くの区民が参加され、区の年間決算、実績、予算、事業計画、区費の改訂、神社の運営、市道改良事業、そして様々な区の問題について協議されました。

 これまで区費は戸数割、資産割、人頭割といった科目で賦課されていましたが、最近の急激な世帯数、村民数の減少、そして移転による耕作放棄地の増大により、これまでの区費の制度では区の維持が出来なくなるとの予測から、区費の負担割合の見直しが討議されました。

 人は減りますが管理しなければならない区の施設、神社、道路、水路、農地の面積などは変わらず、それらが老朽化、管理が行き届かなくなるため維持管理費は嵩むばかりで、経費はどんどん必要になります。どうにかしてこれらを賄うためには、負担を多くしなかればなりません。

 町に比べ様々な点でインフラ整備が遅れている上に、これまでのような管理が出来なくなった現状を政治や行政はどう考えているのか?是非、関係者から総会に参加して貰い意見を聞かせて貰えたらと思いました。