肌寒さを感じ、時折、みぞれ混じりの雨が降ったり、薄日が差したりの初冬を感じさせる天気の今日、元長岡市庁舎の「さいわいプラザ」を会場に、三条市より南の長岡市、上越市、魚沼市などの地域から145人もの受験者が集い1日がかりの、狩猟免許試験が実施されました。午前中は知識試験、そして午後からは技能試験が実施されました。
参加者のリストを見ると、免許別の内訳は、網猟免許 12人、わな猟免許94人そして銃猟免許39人で、わな猟免許が多いのには驚きました。
UNEでは私と田中職員の2名が受験しましたが、私たちが受験した教室には51名もの方が受験しましたが、高齢の方々が多かったですが、女性は僅か4名でした。
わな猟免許が多く、高齢者が多いことから察するに、最近頻発している農作物の獣害の被害者本人が多いことに気づきました。
来月上旬には合否が発表されるとのことで、試験を終えた今の心境は「人事を尽くして吉報を待つ」といった感じですが、例え免許を貰ったとしても、わなを仕掛けて獣を取るには数年の経験が必要です。
農家が猪や猿を捕まるのが先??農家が齢で農業を止めるのが先か?成果が現れる前に中山間地域の農業が無くなってしまうことの方が大きな問題だと思うのですが、残念ながらそんなことも議論にならないのが中山間地域の現状です。