先月初めにクマ対策としてUNEHAUSと納屋の間にある柿の木を伐採したのですが、その根っ子の始末に、伐採するのに比べ4~5倍も時間と労力を掛け本日漸く作業が完了しました。
何年のものの柿の木か分かりませんが、中心部が黒くなりスタッフは「貴重な黒柿だ!」と云って騒いでいましたが、その黒の部分が硬くてチェーンソーでもなかなか歯が立ちません。
また、根っ子なので土や砂がついており、オマケに根っ子が長年砂を抱え込んでいたため砂岩状になってしまい、根っ子と間違えてチェーンソーで切ってしまったら、チェーンソー(歯)は使い物にならず2つもチェーンを交換する始末。そして、日中の暑さも手伝い、硬い柿木を切るとチェーンも熱を帯び切れ味が落ちるので、冷まし冷ましやらなければならない始末。
全てを伐根するとなると重機の力が必要となり、また納屋の土台の下まで根が入り込んでいるので、建物にも影響することが予想され、どうにか土盛りをすれば周りとのフラットが保てる状態で作業完了としました。
斧や楔も駆使しての根っ子の処理をしましたが、昔の北海道はじめ未知の原野の開拓団の方々の苦労の片鱗を体験させて貰いました。
見えるところ、見えないところの違いも良く理解させてもらった作業でもありました。
「あ~あ あっちぇ~くて、くたびれた!」作業でした。