柿の木に彫刻刀で彫ったような跡は、柿の実を取るためによじ登った際に出来た熊の爪痕です。一之貝、北荷頃をはじめとする荷頃地区は最近、朝夕熊が出没し今月初めには人が襲われる事件ではなく「熊件」もあり、熊の好物である柿の実の処理をしっかりするよう警報が出されています。
一之貝の集落から1km程離れた田んぼ脇の柿の木ですが、殆どの木に熊の爪痕があり、腹を空かせているのか?冬籠もりの準備のための蓄えのためなのか?兎に角、最近は人と熊との遭遇が絶えません。
先日この罠に熊が1頭掛ったとのこと。問題解決のひとつに殺処分が上げられていますが、どうにか上手く人と熊とが共存、共生出来るような環境づくりも、ゴミやCO2の削減同様重要な環境課題かと思いますが?
我々も含め社会は一寸勘違いしているのではないかと思わせる昨今の動きです。