今年2月岩手県遠野市でかい際された第13回全国どぶろく研究大会が、今年度は通常2月から3月の時期に開催されていましたが、今回は開催市 岐阜県郡上市の事情でこの時期に開催されました。
研究大会の前半は、基調講演と事例発表で、基調講演は岐阜大学の教授が自然界から独自に採取した酵母を使ってのどぶろく造り、事例発表では、郡上市の観光の振興の取り組と移住した若者のどぶろくを使っての地域活性化の取り組について報告がありました。
観光そしてどぶろくを通じた地域活性化に「官・学・民」協働で取り組をされていることに大変感銘を受けました。
郡上市の面積は1,030㎢キロで長岡市よりも大きいですが、人口は僅か4万2千人とのことで、自然や農業を活かしてどうやって活性化を図るか?市長以下大変一生懸命に取組んでいる様子がうかがえました。
後半は、全国から出展のあった86銘柄のどぶろくの試飲会、そして全国から集まったどぶろく製造者と郡上市民との交流会、クライマックスは「全国どぶろくコンテストの結果発表と表彰式」
でした。UNEも雪中壱乃界の「蒸し米」そして「米粉」の生どぶろくを持って参加しましたが、今回は残念ながら入賞できず大変ガッカリしました。
しかし、交流会の料理は逸品で、地元のジビエや野菜、食材を使った鹿肉のシューマイ、猪肉のチリソース煮、野菜の煮しめ、そして郡上の鮎の塩焼き、甘露煮など兎に角20種類のも料理に大満足でした。
また、どぶろくも過去受賞されたものをはじめ特徴あるものを試飲させて貰い大変勉強になりました。
今回のコンテストでは、これまで常連であった新潟県の出展品がひとつも入賞しなかったこと入賞者のリストを見ると西高東低の感があことは、一寸腑に落ちないところがありました。
次年度は愛知県大府市で開催されるとのこと、次回こそは!頑張りたいと思います。