「地域生活定着支援センター」って知っていますか?
矯正施設(刑務所など)から退所し、福祉の支援を必要とする高齢や障害のある方が地域社会に復帰するため、福祉サービス利用の「橋渡し」をするセンターで、センターからは、センター長のHさんと事務局員のHさんお2人が、そして、それらの方々を一時的(最大半年間)に受け入れ、生活支援をするのが自立準備ホームでその担当の方Tさんも一緒にお越しになりました。
矯正施設を出られた方々の「住むこと」「働くこと」に関しては困難が多く、当事者の自律が第一ですが、社会の偏見や誤解でそれが上手く行かないこともあり、ご苦労して支援している様子を伺いました。
最近の日本社会は「自己責任」ばかりが強調されがちですが、障がい者も含めて、ハンディキャップのある人達が、社会で元気で幸せに生きて行くためには、理解のある寛容な社会環境にしていかなければならないと改めて実感しました。