新潟県内のどぶろく製造業者12軒が参加した「第8回どぶろく博覧会」がグリーピア津南で開催され、UNEも雪中壱乃界をを持って参加してきました。
博覧会には187人の参加があり、内3分の2は首都圏からのお客さんとのことで、昨年よりも60人程参加者が増えたとのことで、盛大な会となり持参したどぶろくは完売しました。
博覧会に先立ちどぶろく研究会も行われ、県の醸造試験場の先生からアドバイスをいただくと同時に、作り手同士の意見交換もし大変有意義な会となりました。
大先輩の方々は、作り始めて既に15年も経ち後継者がいなくて止められる方もおられ、寂しい限りですが、どぶろく王国新潟として、これまでの伝統と品質を守っていかなくてはと感じました。
しかし、後継者を見つけるのも並大抵の努力ではできないこと。特区なのだからもう少し酒造免許を取得したり、継承したりする資格基準を下げて欲しいとの要望も上がりました。
農山村の活性化のために平成16年に「どぶろく特区制度」なるものが出来たと聞いていますが、なかなか思うようにいかない制度であると感じています。