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今年は空梅雨で殆ど雨が降らず、今日、漸く恵みの雨が降りました。
しかし、これまで大事な時季に水がなかったため本来出穂しなければらないこの時季なのに、背丈も伸びず、出穂が遅れることで、温度が足りず実も登熟しないまま秋を迎えるのではないかと予想されます。
天水と山の湧き水に頼っている棚田は、雨が降らず水がなければどうにもなりません。頼みの溜池も水位が足りなくなり大変な状況になっています。
春先からの努力が全くの水の泡となってしまいそうです。これまで6年間稲作を続けて来ましたが、今年は一番の不作の年となりそうです。
後継者不足、米価の低迷、水不足、そして満足な所得が得られない中山間地農業の往く末が危ぶまれます。
稲を作って「いいね!」にはならないですね?