A型せとうちサミットIN倉敷が開催され約300人が一堂に会して、昨今連続して起こっている障害者が働きながら技能を身に付ける「就労継続支援A型事業所」の破綻、障害者の大量解雇をテーマに終日話し合いが行われました。
障害者福祉は、昨今の財政難を理由に様々な制度の見直しが行われ、それを管理しなかればならない現場では障害者の対応だけではなく補助金等の管理で四苦八苦しています。
また、それらの経理や活動内容が細分化され分かりにくくなったため監査もしっかりできない状況なので、今後制度の改正が必要であると感じました。
これまで破綻したのは営利企業:株式会社で、利益追求の余り、まずは補助金、助成金がもらえるからという安易な考えから、しっかりとした事業計画が為されないまま開設運営されてきたことへの批判も噴出しました。
これら福祉政策はどこを向いて行われているのか?企業の為なのか?社会福祉法人の為なのか?そこで働く職員の為なのか?そして役所の為なのか?
障害者福祉の主人公は、障害者であるということを改めて実感させられたサミットでした。