生産組合総会

 本日午後、一之貝農業生産組合の年次総会が開催されました。作付けしている人たちの年齢は毎年1歳ずつ上昇し、加えて若い方の加入はないので、生産組合も集落同様、高齢化が進み、後継者不足が深刻化しています。しかし、組合員の皆さん農作業をされていますので一般の高齢者の方々より元気溌剌です。

 今回も1人、健康上の問題で脱会された方がおられ、これから高齢化に伴い年々脱会者が出れば、組合自体の維持も危うくなってしまします。特に機械のオペレーターをされている方に万一のことがあれば、立ち行かなくなってしまいます。

 機械の方も人間同様老朽化は否めません。更新するための資金の方の準備もしなかればなりませんが、一方ではコメの値段は年々下がる一方。来年から生産調整が廃止されてしまったら?一体いどうなるか見当もつかないのが現状です。

 しかしながら、機械を共同で購入し利用する生産組合を運営するメリットは十分あります。

 条件不利地域での農業の継続は、正に正念場を迎えています。今後早急に新たなる対応を考えなければならないと実感させられた総会となりました。