日本農業新聞に6週間ごとに掲載されておました「おりおり」も今回第8回をもって最終回となりました。一之貝という中山間地集落で活動して感じたままをこれまで書かせて貰いました。
一之貝集落が抱える課題、一之貝で社会的弱者を受け入れて活動することの課題、自然環境の課題などについて綴らせて貰いました。
これらの課題を人生に例えれば、
①集落が抱える課題「高齢化し跡継ぎが一緒に住まない、どうすれば安心安全の老後が暮らせ、幸せに終わりを迎えることが出来るのか?」
②社会弱者を受け入れての課題「体が弱くなり、他人や社会の助けを借りなければ生きていけないが?他人の世話にはなりたくないが?どうにか自分でできるところまではやりたいが?」
③自然環境の課題「雪が多くて雪除けができない、除雪車が来ない、店がない、医者が遠い、自分を取り巻く環境が過疎化でどんどん悪くなってきている」
など、加齢による自らの課題と過疎化による周辺環境の変化に伴う課題の大きく2つに分けられるように感じました。
日本全体少子化傾向にあり、またしっかりした産業もない集落、人口を増やすなど到底できないことです。では、今何をしなかればならないのか?
結論は高齢化、過疎化に合った共同社会を如何に構築するかということについて、集落全体でしっかりと議論することが大切だと思います。
5年後、10年後のビジョンをしっかり立て、そしてそれに向かって心を一にしてけん引するリーダーを選任することが、まず重要ではないかと思います。
話し合いには予算も必要ありません。思い立ったら直ぐに実行です!
コメントをお書きください