草薙

 1年に1回の大沢入(おおぞり)地区の水路の草薙(くさかり)が実施されました。大沢入地区は、一之貝と軽井沢の地籍があるので、現在一之貝38農家、軽井沢10農家の計48農家が草薙の組合に加入していますが、昨年来、数名の組合員が亡くなられ、跡取りのいない農家は参加されませんので、今回は約30人の参加となりました。

 溜池から田んぼに通じる水路の両脇の草刈り、総延長は数キロになりますが、みなさん慣れた手つきでてきぱきとやられ、約3時間程で作業が完了しました。

 高齢化のため年々参加者が減って来ており、私でも若者呼ばりされる組合ですので、今後の作業の継続が危ぶまれます。

 本日の朝刊で日本の農家数が200万人を切ったとの報道。減少率は最近急に拡大し、日本農業の行く末も危ぶまれています。

 田んぼを守り、中山間地域を守り、そして地域を守るのが農業の大きな役割です。

 地方創生という言葉に当初は大きな期待を抱いたのですが、最近は掛け声ばかりで実が伴わない言葉になってしまったような感じすらします。

 後継者がどんどん育つような農村政策を展開してもらえたらと政治に期待しています。

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コメント: 1
  • #1

    の まさゆき (火曜日, 02 8月 2016 12:39)

    暑い中水路の除草大変お疲れ様でした。こういう仕事は、人数がいたほうが良いのですよね。普段の仕事でもそうですが、先に気がめいいってしまいます。でも草を刈ってきれいになった道と青い草の香りは何ともいえない爽快感と思います。鬼倉山に砂金伝説をねらって友人と冒険?したことを思い出しました。