1年の一度の一之貝区(世帯数116戸、人口約300人)の集落の年次総会が開催されました。世帯の半分以上の方々が参加され、決算、予算、人夫賃、溜池水引、新区長の挨拶、道路改修、そして神社の運営などについて審議されました。
1年に1回の総会ですので、ゴミの問題、回覧版の回し方、道路の補修、サイレンの設置など様々な意見要望が、長老、女性、若者を問わず活発に出されました。正に直接民主主義を貫いている素晴らしい会議でした。最後には「議事録朗読」があり、総会で話し合われたことを全員で確認してお開きとなりました。「議事録朗読」このような素晴らしい習慣をこれまで継続して来た村の努力に敬意を表します。
また、長老の配慮で、UNEの活動について説明させていただく時間も貰い「山菜、クロモジ、笹の採取の協力願、どぶろくの購入願』等をさせて貰いました。
昨年は毎月1人のペースで高齢者の方々が亡くなられ、空家となってしまった家もあり、過疎化の進展は著しいものがあります。
老いても安心して暮らせる一之貝であるよう、UNEも通院送迎、食事の提供、雪下ろし、草刈り、そして資源回収を兼ねての見守りなど、やれることをしっかりして、次の世代に村をバトンタッチ出来たらと思っています。(家老)
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