養命酒駒ケ根工場

　養命酒の駒ケ根工場・試験研究所を訪問し、クロモジ栽培について学習すると同時に、今後の栽培方法について担当の方と意見交換をしました。

　クロモジは養命酒の成分、生薬１４種類の中で一番大切な？原料で、全国各地に自生していますが、これまで採取された方々の高齢化が進み、クロモジの確保が難しくなってきているとのことです。

　そのような状況下、厚生労働省と農林水産省がタイアップして始めた事業が「薬用作物産地確立支援事業」で、UNEは昨年５月からこの事業を活用して、休耕田にクロモジを約８００株植付、今後どのように生育して行くか観察しています。

　養命酒も杜中（とちゅう）という木々の合間にクロモジを植えて、生育観察をしていますが、雪が降らない分クロモジは真っ直ぐに伸びていたのがとても印象的でした。

　今後も養命酒と連携して立派なクロモジが栽培できるよう頑張りたいと思います。（家老）