居酒屋 喜多仁心(きたにごろ)

 地域交流サロンとして居酒屋「喜多仁心」を北荷頃で開催し40名を超える参加者が様々な意見交換を楽しみました。

 地域交流サロンは、一杯飲み屋がなくなっってしまった過疎化が進む中山間地域の活性化を目的に企画運営しているものです。

 これまで月1回の頻度で、開催場所を変えながら地元住民はもとより、UNEの会員はじめ様々な方々に声掛けし気軽に集まって、話し、飲み、食べてもらう「地域の居酒屋」です。

 開店時間は毎回18:00~20:00までの2時間、会費は2,000円で、食べ物、飲み物がなくなた時点で終了としていますが、これまで話が盛り上がったお陰か?食べ物も飲み物も十分でしたので、制限時間一杯まで話食飲を楽しみました。

 食べ物は、地元のお母さんたちの手料理、当然、地元産の野菜や山菜、お米を使いい、それら材料は全てUNEが購入、そしてお母さん達の日当も時給、幾らで支払い、飲み物も地元の酒店からの購入するので、会費の7~8割の金額は地元に落ちる仕組みとなっています。

 中山間地では、働き場も農業以外は無くなり、そして小売店も飲食店も無くなり、流通の仕組みも無くなってしまった山村経済は、地域外で稼いで持ってきたお金を、全てまた地域外に持ち出してしまう仕組みとなっているのが現状で、しごとなど創設できる術もなく、また、人も入って来る訳もなく、出て行く一方で、どんどん過疎化に拍車がかかっているのが現状です。

 そういった現状に逆行すべく、地域交流サロンで様々な人々の交流が図られ、少額かも知れませんが地域にお金が落ちる仕組みをしっかり構築したいと思うと同時に、地域の人達が交流を通してどんどん成長していってくれると確信できた今回の「居酒屋 喜多仁心」でした。

 次回は、8月31日(金) 18:00~居酒屋 壱乃界をウネハウスで開催

 料理人はお母さんではなく、腕自慢のお父さん達が担当することにしていますので、多くの女性客で賑わってもらいたいと思っています。